くーすけです。
日々の投資活動がヒマになったので、次のビッグウェーブに備えて、新たな投資先の探索をボチボチやっています。
1.基本的なスタンス
今年初めに保有していた銘柄たちの買い戻しを基本に考えています。
”土地勘”のある銘柄であり、事業内容や割安感などが分かるという意味で有利だからです。
2月に入り、”土地勘”のある銘柄の一部を、安くなったところで買い戻しています。
今後の決算値にもよりますが、3176三洋貿易、3657ポールHD、3665エニグモ、3679じげん、などはいずれ買い戻そうと思っています。
2.新たな投資先候補の探索方法
とはいえ、それだけでは物足りない。刺激が足りない訳です。
そこで、新たな投資先を探すことになるのですが、一から探すのは、それはそれでまた大変です。
個人投資家としての限界もありますし。
そんな中で、自分より賢い人たちがお墨付きを出している銘柄に焦点を当てる方法が効果的・効率的だと思い、実践しています。今回は、その一つについて書きます。
3.「グローバルニッチトップ企業100選」(経済産業省)
経済産業省が選定している「グローバルニッチトップ企業100選」というのがあります。
www.meti.go.jp
グローバルニッチトップ企業100選について、経済産業省資料から引用します。
〇グローバルニッチトップ企業(GNT企業)とは、マーケティングや技術開発を通じた差別化戦略により、個々の市場規模は⼩さいものの、世界シェアが極めて⾼い製品が多数あり、それを製造する企業は世界のサプライチェーンにおいて「なくてはならない」存在。
〇選定企業は、単純平均で、世界市場シェア 43.4%、営業利益率 12.7%、海外売上⽐率 45.0%という優秀な企業群。
〇選定企業113社について、各企業が提供している製品・サービスの現在の市場規模と、5〜10年後に予想される市場規模について聴取した結果、平均してGNT市場規模は2.21倍の成⻑率。
製造業ばかりですが、とても有望な企業群であると考えられます。
中には、7012川崎重工業のような超大企業も含め、上場企業も多いです。
GNTの選定企業の中から、個別に、当該技術・製品の成長性や市場規模、企業全体の業績へのインパクトなどを調べて、投資先候補を絞り込んでいくというのは、効率的な方法であると思います。
個人的には、最近のIPO銘柄である、6524湖北工業に注目しています。2月10日発表の2022年12月期予想では経常利益が微減益となるようですが。
なお、経済産業省のやっている企業選定・表彰制度には、他にも色々あります。
「地域未来牽引企業」、「はばたく中小企業・小規模事業者300社」、「ものづくり日本大賞」などです。
それぞれ政策目的があり、重視しているポイントが違っています。
株式投資における有用性と言う意味では、グローバルニッチトップ企業100選が最良であると思っています。